夜は戦う時間ではない。夜は回復する時間。

夜に悪い想像を膨らませないこと|不安は朝に考えればいい

夜になると、なぜか悪い想像が膨らむことがあります。

昼間ならそこまで気にならないことでも、夜になると急に重く感じる。

支払いのこと。
仕事のこと。
体のこと。
人間関係のこと。
この先どうなるのかという不安。

考えれば考えるほど、答えが出るどころか、ますます暗い方へ引っ張られていく。

でも、最近思うのです。

夜は、悪い想像を膨らませる時間ではない。

夜は体も頭も疲れている。
その状態で人生の結論を出そうとしても、だいたい悪い方へ考えてしまう。

だから夜に大事なのは、無理に答えを出すことではなく、

「これは明日の朝に考えよう」

と決めることです。

夜の不安は、本当の答えではない。
疲れた頭が作り出した、大きすぎる影のようなものかもしれません。

真言を唱えるのも、こういう時に役に立つと思います。

不動明王の真言なら、

ノウマク・サンマンダ・バザラダンカン

この言葉に戻ることで、乱れた心を一度止めることができる。

大日如来の考え方で言えば、

「大きく見ろ。今だけで判断するな」

ということなのかもしれません。

夜の不安は、目の前の一点だけを見てしまう。
でも人生は、本当はもっと長い流れの中にある。

今日うまくいかなかったこと。
今お金が足りないこと。
体調が悪いこと。
気持ちが沈んでいること。

それだけで、人生全部を決めてはいけない。

夜は判断しない。
夜は結論を出さない。
夜は悪い未来を勝手に作らない。

考えそうになったら、

「これは夜の不安だ。明日の朝に回す」

そう言って、一度区切る。

それだけでも、心は少し守られる。

真言とは、現実逃避ではないと思います。
むしろ、現実に飲み込まれそうな時に、自分を立て直すための言葉です。

夜に悪い想像を膨らませない。
不安を全部なくすことはできなくても、不安に飲まれない工夫はできる。

夜は戦う時間ではない。
夜は回復する時間。

答えは、明日の朝の自分に任せればいい。


夜は戦う時間ではない。
夜は回復する時間。

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